アンジーの迫力とエル・ファニングの美しさと映像美。
キラキラしていて、スケール壮大で、すっきり終わるので、軽く観たい時におすすめ。

マレフィセントを裏切るくそ元カレ、ステファン王はどこかで見たことあると思ったら、まさかの『オールド・ボーイ』のあの人で、衝撃だったけど、存在感ないーー!
あんまり強そうに見えないし、欲深そうな感じもしないから、もっとキョーレツな人をキャスティングしてほしかったなー。

ひょんなことからマレフィセントの手下になる元カラス、ディアバルはオーランド・ブルームに似ていて、かっこよかった。恋仲でも家族でもないけど、マレフィセントの心のよりどころになっている感じが出ていてよかったと思う。

自分に呪いをかけた相手とも知らず「抱っこして」ってなつく幼少時代のオーロラ姫がかわいすぎる。ちなみにこの子はアンジーの実の娘で、他の子役たちはアンジーマレフィセントが怖くて近づけなかったからだそう。

初めて見る世界・生き物にも動じず、むしろハッピーになっちゃう天然ぽい女の子、成長したオーロラ姫のエル・ファニングがこの映画で一番のおすすめポイント。純真で汚れを知らない感じが全身に出ていてすごくいい!天使!

元カレに裏切られて怒りのあまり、元カレの娘に呪いをかけちゃう魔女、マレフィセントはアンジーのハマリ役だと思う。だって顔や物腰がものすごく魔女っぽいもん。ゆえに、まだピュアな心のヤング時代のシーンにはちょっと無理が生じてしまっている。しかし、羽根をもぎとられたことに気付いた時の悲痛な叫びはさすがでした。観た後に真似したくなっちゃう。

リアルじゃないとか、そういうのどうでもよくなる「ザ・おとぎ話」で、いい映画でした!

2014.7.25@UCキャナル



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