大変面白かったです。
スケールが壮大で、アクションシーンが迫力あってドキドキしっぱなし!でも一番ドキドキしたのはスクールバスに鳩がぶつかってくるところです。(笑)超びびった。

正直言って、予告編でげんなりしてたんですよ、渡辺謙の「ゴジラ」の発音に!でも、それは間違ってました。当初は英語風に「ガッジーラ」と発音するように要求されたところを、渡辺謙はかたくなに拒否したとのこと。彼のこだわりゆえの発音であったことを知り、そしてこの映画に関わった人々の愛をスクリーンからひしひしと感じ、これで正解だったという気持ちに変わりました。

ゴジラについては全く知識がないですが、ディティールにもこだわってあるそうで、ゴジラファンも納得!の出来みたいですね。
たぶん、誰もがアガるところは、やっぱりゴジラが吠えるところとビーム発射するところだと思います。背びれビカビカーからのどーん!がかっこいいし、「お、吠えるぞ、吠えるぞ」と構えてしまう吠えるまでの”溜め”がいい!

あとは、ゴジラがちょっと「くぅ~ん」みたいな表情したりするところや、すぐにへばる(笑)ところが可愛い!フォードに向けて視線送って霧に消える寸前の顔ね。
敵怪獣のMUTOは気持ち悪かったけど、こいつらもまた感情があるんだと思わせる演出が良かった。オスMUTO「母ちゃん、エサ持ってきたよ、これで栄養つけなよ」メスMUTO「ありがと、よく持ってきてくれたわ」ってじゃれ合うところと、メスMUTOが卵燃やされて激怒するところとか。

しかし、卵燃やしたフォードはさすが!賢い!キック・アスではへなちょこキャラやけど、普段のアーロン・テイラー・ジョンソンはくっそかっこいいし、軍人という設定も納得の体つきでフォード役ぴったりでした。
その妻役のエリザベス・オルセンは相変わらずジューシーな可愛さで、良かったですね。
フォードの父親役のブライアン・クランストンは『ドライヴ』の整備工場のおっさんで、人情に厚い役柄がすごく似合う人です。あの、自分で扉閉めるシーンは切なかった・・・。
渡辺謙演じる博士の助手役のサリー・ホーキンスは『ブルー・ジャスミン』以来なので、どうしてもあのキャラが想像されて、若干笑いそうになってしまいました。

日本が舞台の映画あるあるで、字幕版で観ていると日本語部分は字幕がなくなるけれど、カタコトの日本語で何言ってるかわからない!状態に陥ることしばしば。
それ以外はオッケーイっ!

2014.08.03@UCキャナル



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