おもしろい!!これぞ大作映画。
あまりいい評判を聞かなかったので、そこまで期待はしていませんでしたが、十分楽しめました☆

劇中(けっこう最初あたり)、登場人物が「最近の映画は続編やリメイクばかり」と言っていて、え、それあなたが言いますか?ってツッコミたくなったけど、よくよく考えたらわざと言わせてるんだな~と感心しました。
なぜか舞台が中国にうつったり、あ、これが噂の"プロダクトプレイスメント"か!とすぐに気付くような中国製品のプロモーションがてんこもりで、今や中国資本がないとこんな大作も作れないという現実をよく表している、という意味では映画史上重要な作品ではないでしょうか。

とか、カタめのことを書いてみましたけど、何も考えずに楽しめる、息抜き系映画です。(ただし、上映時間が長いのでちょっと体力がある時をオススメします!)

以下、ちょっとだけネタバレ含みますが、ネタバレしようがしまいが関係ない映画ですので、観る前に読んでも大丈夫かと思います。

まず、今回からの主人公ケイド・イェーガー役を演じるマーク・ウォールバーグがいい!最初は娘に反抗されてる上にお金もないし、発明家とか言ってるけど大した発明もできていない、ちょっとダメな親父なんですが、オートボットたちの戦いに巻き込まれていくうちにめっちゃ頼りになるお父さんになるんですよ。銃を構えてみんなを守るシーンは、『ローン・サバイバー』での雄姿を思い出しました。
そして、娘のテッサ役を演じるニコラ・ペルツちゃんがむっちゃ可愛い!ぶりんぶりんで、アメリカのティーン!!って感じがすごい出てる。
その彼氏シェーン役を演じるジャック・レイナーくんも女ったらし風イケメンで、車の運転テクニックがあるという役どころもぴったりな感じです。
一応メンバーだったはずのルーカスはあっけなく死んでしまってかわいそうでした。
最初は悪役だったはずのKSIの社長は、心変わりしてから中国美人とのロマンス展開まであって、しかもラストはこの二人に何かあるのかな?…何もないんかーい!って感じで、ちょっと謎でした。

正直、シリーズをちゃんと追ってないのでトランスフォーマーたちのキャラについてはよくわかりませんが、クロスヘアーズがマント的なあれをファサッとさせて飛び降りるシーンはかっこよかった!ハウンドのふとっちょだけどガンガン銃を撃ちまくる感じが『キャプテン・ハーロック』の、古田新太が声をしていたキャラに似てた気がする。そして、侍風オートボットのドリフトの声がKen Watanabeだとすぐにわかったんですけど、先日の『GODZILLA』といい、英語の発音がナチュラルですごいなーと思いました。

総じて、「すごい!」です。(笑)

ちなみに、私が一番好きなシーンは、オプティマスに、「超必死に人間を助けてやったのに、今や俺たちは人間に追われる身…裏切らるくらいならもう助けない!」(意訳あり)って言われて、ケイドが「え、でもさ人間は過ちを繰り返すものなんだよ。そしてその過ちの中にもかけがえのないものが生まれたりするんだぜ。」(意訳あり)って返すところです。

アクション、アクション、笑い、アクション、感動、アクションって感じ。つまり、劇場で観て正解!
2014.8.14@TOHO天神



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