上手だな~、というのがこの映画の印象。
ふわ~っとした光・色の使い方やおしゃれな服装、素敵な音楽に話運び、すべてが上手。
のっけからセットや会話の内容から、言葉で説明されなくても時代が「未来」であることがわかって、すんなりと映画の中に入ることができる。
よく他の人のレビューなんかで、ぐさぐさくるってコメントを見るのはそのおかげかな?でも、私にはあんまり。こんなきれいな恋愛してきてないからでしょうか。
しかし、心にとまる言葉はたくさんありました。
「恋は社会的に受容された狂気」
これはまさにこの映画のことを表しているし、
「人生の決断は一度に一つ」
とか、セリフひとつひとつまで上手!おしゃれ!
「過去は自分で作り出している」
という言葉には涙が出そうになりました。
そして、スカヨハは声までセクシー!
声だけで最優秀女優賞を受賞するだけある。
人間味あふれる会話までしてくれるし、そりゃ恋してしまうかもなぁ、と思ったけど、セオドアが職場の同僚カップルと本当にダブルデートしたシーンには思わず笑ってしまいました。
ありえないでしょ!って思うことをピュアにやってる彼らにほっこりしつつ、元妻との再会シーンやラストは超現実的で切なくなります。
ちなみに、元妻はルーニー・マーラが演じてますが、当初の予定ではキャリー・マリガンだったとのこと。気まぐれっぽい感じで言えばキャリーの方が合ってたかもしれないけど、セオドアに対してちょっと冷たいあの感じはルーニーだから出せてたのかもしれない。
2014年の今でも実際にある、パッと見だと独りごと言ってるように見えるけど実はハンズフリーで電話してたりする異様な光景のシーンが時々入って、ドキッとしたり、ふくろうの映像、折れた木とか画に対するこだわりもアクセントになってよかったと思います。
あと、エンディングでも流れる「The Moon Song」がすごくいい!最高のラブソング。
でもカップルでは観ないほうがいいと思う!なんとなく。
あとあと、「Spoon me.」って後ろから抱きしめてって意味で使ってるのがすごくおしゃれでした。もしも、外人の彼氏ができたら使ってみたい。笑
2014.7.2@T-JOY博多